2020年6月16日(火)に、
こころ塾スタッフと利用者の皆さんで全体の消防訓練を実施しました。
今回は事前に消防署へも訓練実施の連絡をしておき、当日実際に119番通報も行いました。
作業も一段落した午後、こころ塾内に鳴り響く警報音を機に当日のリーダーを務めるスタッフが、
こころ塾フロアにある災害時避難マニュアルを手に取り避難の指示を開始しました。
出火元を確認するスタッフ、退路を確保するスタッフ、利用者の皆さんを先頭と後方から誘導する
スタッフと、その場にいるスタッフそれぞれが様々な役割を担って避難活動を進めました。
通報するスタッフ
実技の訓練が終わった後は全員で集合して、
〇火災時の煙から避難する際の注意点
〇火災時の避難の方法
〇消火器の使い方
の、三種類の動画を見て更に学習を行った後、今回の訓練の感想や反省点などを話し合いました。
今回は反省点がたくさんあり、スタッフ一同の災害時への意識をより強く持たなければならないと
いうことがわかりました。
消防訓練の振り返りで出た意見の一部をご紹介します。
×火災報知器の音がかなり大きいため、リーダーの指示の声が聞こえづらかった。
×声が届かないならハンドマイクを使用する、指示が聞こえるようにリーダーのそばに行く、といった
冷静な判断で動くことができず、スタッフ自身も混乱してしまった。
×マニュアルの場所がわかりづらく、マニュアルの内容と消防から実際に聞かれた内容が一部異なった。
全体に共通して、スタッフ一同が再度避難の手順や機器の操作方法、マニュアルの場所の把握をしておく
必要があるということを改めて痛感することとなる結果でした。
今回の反省を生かして、再度消防訓練の実施を予定しています。
訓練と違って災害はいつどんな風に起こるか予想がつかないものです。
"万が一"の事態が起きても冷静に最善の行動をとることができるよう、意識と知識を高めていきます。