--------------------------------------------
8月1日に、松山氏教育研修センター様にて
教職6年目の方を対象に、
「教職員のメンタルヘルス」セミナーを実施しました。
皆さんにいただいた感想の一部をご紹介します。
◎教職員のメンタルヘルスについては、職業柄子どもたちに目が向きがちで、
教員自身の健康状態は後回しという教員が多い中、教員自身のメンタルヘルス
こそ大切にしていかなくてはいけないと感じた。自分のことがきちんとできてこそ、
人のため、児童のためによりよい活動ができると改めて気付かされたように感じた。
◎メンタルヘルスでは、「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」という言葉が
印象に残った。職員室の雰囲気、クラスの雰囲気を良くするために、一人一人の気持ちを
汲み取ること、そして自分の心が元気でいることが必要だと感じた。
この他にもたくさんのご感想をいただきました。
--------------------------------------------
8月9日に、東温市にて
市役所職員・窓口担当者を対象に、
「ゲートキーパー養成講座 ほか」を実施しました。
25名の皆さんにご参加いただきました。
ゲートキーパー養成講座に合わせて、不調が見える人への
声掛けや気づくための方法もお伝えしました。
終了後のアンケートには、思い思いの感想を書いていただけました。
--------------------------------------------
8月23日に、今治市地域包括支援センター様からの依頼を受けて
大西公民館にて、家族介護教室の方を対象に、
「家族のメンタルヘルス、アンガーマネジメント」を実施しました。
家族のかたよりも、独り暮らしの女性やデイサービスの皆様の参加者が
多かった印象です。
人と話す機会がなかったので楽しかったという感想をいただきました。
--------------------------------------------
8月29日に、今治市地域包括支援センター様からの依頼を受けて
波方公民館にて、家族介護教室の方を対象に、
「家族のメンタルヘルス、アンガーマネジメント」を実施しました。
介護家族の皆さんが、愚痴を吐いてそれを黙って受容するピアサポーターの
場になっていました。
*義理の親の下の世話をしている時に、手伝わない義兄弟
*ストレスが多すぎて一言で語れない(男性)
*夫が認知症で同じ話を繰り返し、癇癪をおこして物を投げる。
*夫との意見の相違
皆さんが、ストレス発散法をお持ちで何よりでした。
大きくうなずきながら、真剣に受講くださって嬉しかったです。
--------------------------------------------
9月8日に、西条市役所にて
一般・健康アンバサダーの方を対象に、
「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。
今回は西条市役所と参加者の自宅をオンラインでつないだWebセミナーでした。
19名の皆さんにご参加いただきました。
セミナーの中ではうつ病と自殺の関連やセルフケアについてもお話ししました。
いただいた感想の一部をご紹介します。
*優しく寄り添いたいと思った
*西条市の自殺者数に驚き、身近なところで自殺者がいることに驚いた
*保健師さんとつながることを知れてよかった
*悩んでいる友人に声を掛けてあげようと思った
終了後のアンケートにも思い思いの言葉や経験のお話を書いていただき、
改めて自殺者の実態を考えさせられました。
--------------------------------------------
9月15日に、奈良工業高等専門学校様にて
「ハラスメントの防止のためのコミュニケーションスキルアップ」を実施しました。
今回はオンラインによるWebセミナーで、50名の皆さんにご参加いただきました。
終了後、参加者様からいただいたご感想や質問への回答を一部ご紹介します。
①パワハラ問題をハインリッヒに例えてもらい、わかりやすかった。
ヒヤリハットのレベルについても報告をあげてもらって取り組みに生かしている
事業所はあるか?
→ 大問題の手前の99の問題については、調査をして対策に生かしている事業所が
ありますが、ヒヤリハットは職員が声がけで注意喚起するレベルです。
日常的に職員の意識を高める取り組みが望まれます。
②ストレス耐性の低い人が増えている気がする。ストレス耐性を高める方法はあるか?
→ 職場のストレス緩衝要因は、良好な人間関係。
助け合い思いやる関係がストレスを小さくすると言われています。
ストレス耐性は、実際の人とのコミュニケーションがなくても「あの人に相談できる」
「いざとなったらあの人が助けてくれる」という思いがあれば高まるという研究があります。
今この時の人間関係だけでなく、離れても「一人ではない」という思いを持てる教育や
関係づくりが重要だと思います。