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〈セミナー〉2022年10月~12月セミナー実施報告

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10月13日に、西条市市役所職員様を対象とした

「ゲートキーパー養成講~ゲートキーパーの役割を知ろう~」を実施しました。

 

今回はオンラインを使用したWebでのセミナーでした。

7名の皆さんにご参加いただきました。

セミナー中に寄せられた質問と回答から、異なる部署の職員同士で共有できていない

ことがあるのがわかり、気づかされたという感想もいただきました。

将来は、病院を出た後の自殺未遂者のフォローができるといいですねとお話ししました。

 

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10月21日に、日本地下石油備蓄株式会社 菊間事業所様にて

「ハラスメント防止研修」を実施しました。

 

40名の皆さんにご参加いただきました。

研修では職場におけるハラスメントになりうる事柄について、

指導かパワハラかを事例から考えるグループワークを行いました。

 

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10月25日に、上島町にて

「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。

 

役場職員の方が対象です。

「寄り添い支えあうまちづくり~こころの不調が疑われる人の対応~」の標題で、

GK(ゲートキーパー)としての基本を知ってもらいました。

令和3年中における自殺の状況をグラフを中心に分析したほか、8グループに分かれての

事例検討協議を行いました。

GKの役割やメンタル不調・うつ病の基礎知識と高齢者の特徴、セルフケアのポイントは

睡眠であることなどを講義しました。

比較的若い職員の方が多く、まずは基本を知ることでこれからの対応に活かしていって

もらえるのではと期待できました。

 

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10月31日に、宇和島市にて

「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。

 

市職員の方が対象です。

「寄り添い支えあうまちづくり 保健福祉に携わる諸君としてのゲートキーパーとは

 ~切れ目のない支援のために~」の標題で、GKとしての基本を知ってもらいました。

令和3年中における自殺の状況をグラフを中心に分析したほか、10グループに分かれての

事例検討協議を行いました。

GKの役割やつ病のメンタル不調・うつ病の基礎知識と高齢者の特徴、セルフケアの

ポイントは睡眠であることなどを講義しました。

比較的若い職員が多く、まずは基本を知ることでこれからの対応に生かしていくことを

期待できました。

実際の現場での困難事例に関する質問があり、記録を共有して相談者も確認できるように

することと、信頼関係の構築は必須であることをアドバイスしました。

 

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11月1日に、JAえひめ中央様にて

「新入社員フォローアップ研修」を実施しました。

 

新入社員の方を対象として、20名にご参加いただきました。

「生活習慣とメンタルヘルス」を標題として、最新研究からわかった食事・運動・睡眠習慣が

メンタルヘルスに及ぼす影響をお伝えしました。

その上で、現状の生活を少しだけ変えることで成果が上がる方法もお話ししました。

自分ができる具体的改善方法を学べたことがポイントだったと思います。

 

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11月7日に、宇和島市にて

「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。

 

市職員の方が対象です。

令和3年中における自殺の状況をグラフを中心に分析したほか、6グループに分かれての

事例検討協議を行いました。

GKの役割やつ病のメンタル不調・うつ病の基礎知識と高齢者の特徴、セルフケアの

ポイントは睡眠であることなどを講義しました。

実際の現場での困難事例に関する質問があり、

「支援に入ったにも関わらず自殺してしまうケースに何か共通点はあるか?」に対し

共通したサインは不明であるが、医療の介入が最重要であることをアドバイスしました。

現場対応で結果が良かったか分からないとの質問について、事実を記録すること、

それを上位者に確認することで次に活かせるようになることをアドバイスしました。

 

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11月18日に、西条市のGK養成講座修了者を対象とした

「GKスキルアップ講座」を実施しました。

 

今回はオンラインを使用したWebセミナーでした。

参加者は男性1名、女性5名の計6名の皆さんです。若い人が多い印象でした。

実際に自殺を考えたことがあったものの行動に移そうとした際にふとしたことで考えが

変わって現在にいたる…という体験談を語ってくださる人がいて、その人の価値観の

影響力の大きさを学ばせていただきました。

 

*子供が小さいので、気持ちがわからないからどうすればいいか

*周囲に苦しみを語れない人がいる、傍にいるだけでいいのか

といった質問に合わせて、

 

*年齢が行くと自殺した人の話を聴くが、周囲の人のケアも大切

*サインにきずける人になりたい

*何も言わないけど、いつでも話せる距離にいるようにしている

等の意見や感想が発表されました。

 

実施後にいただいたアンケートの回答より、ご感想をいくつか紹介します。

・「私にできること」を大切に生活していきたいです。

・近づきすぎて自分がしんどくならないようにすることに、なるほどと感じました。

・しなやかな心であるために、自分自身と会話をし自分の考え方のクセを見つめなおしたいです。

 

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11月24日に、砥部町中央公民館にて

「「つながりで生きるを支える街づくり」-心の健康づくりについてー」を実施しました。

 

今回の研修は砥部町の町民の方が対象でした。

人権教育6回のうち1回として人権の基盤「生きる」、誰もが生きていける、自死への援助、

何をしたらいい/してはいけない、などを主軸としました。

「メンタルヘルス基礎」と「ゲートキーパー養成基礎」の2本立てでの実施です。

特に最後のグループワーク「今日の講座を受講して」では盛り上がり、終了時間ギリギリまで

話し合う良い時間となりました。

 

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12月25日に、上島町にて

「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。

 

地区の民生委員さんを対象に、22名の方にご参加いただきました。

令和3年度の自殺の現状、ゲートキーパーの役割、事例検討の内容で研修を行いました。

約30年間の自殺の推移を確認し増減の状況分析を行ったほか、令和4年以降の予想される

問題に触れました。

ゲートキーパーの必要性と取り組みのありようの理解を深めるとともに、事例の中に含まれる

問題点や課題を確認することができました。

 

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12月16日に、今治市職員の方を対象とした

「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。

 

今回はオンラインを使用したWebセミナーでした。

セミナーについていただいたアンケートからご感想などを一部紹介します。

 

・自殺は身近にあるものであり他人事ではないので、今回の講座で得たことを生かしていきたい。

・チームで支援する、つなぐことが大事だと思いました。

・支援する側も1人で抱えず、チームで連携して助けていくことが大事だと感じました。

 

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