「高ストレス者」と聞くと、少しドキッとするかもしれません。
ストレスチェックで判定される高ストレス者とは、
「心身のストレス反応」「仕事のストレス要因」「周囲のサポート」
の3要素を総合的に評価した結果、心身の健康を考える上での「イエローカード」が出た状態を指します。
「高ストレス者」=病気ではない。大切なのはその後の行動
ご安心ください。高ストレス者と判定されたからといって、
「すぐにうつ病や精神疾患である」というわけでは決してありません。
しかし、これは「このままでは心身の健康が危ないですよ」というサインです。
心と体の健康を維持するために、今こそ何らかの対策を始めるべきタイミングだと考えましょう。
健康診断の「血圧高め」と同じと考えよう
この考え方は、身体の健康診断と全く同じです。
例えば、健康診断で血圧や血糖値が高いと指摘されたら、
食事や運動を見直して値を下げようと対策をしますよね。
高ストレス判定は、まさに心にとっての「血圧高め」の状態なのです。
高ストレス状態を放置するリスク
この「心の血圧高め」の状態が慢性化すると、以下のような状態につながりやすくなります。
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不眠、身体の痛みや胃腸の不調
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強いイライラや不安感
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活気の低下、無気力
さらに放置してしまうと、気分が大きく落ち込んだり、行動力が低下したりと、
精神的な疾患に発展するリスクが高まってしまうのです。
高ストレス判定、つまりこの「心の血圧高め」の状態が慢性化すると、
不眠や体の痛み、イライラや強い不安感など、具体的な体調不良につながりやすくなります。
さらに放置してしまうと、気分が大きく落ち込んだり、行動力が低下したりと、
精神的な疾患に発展するリスクが高まってしまうのです。
ストレスに気づいたら「サポート」を味方に
ストレスを感じている時には、自分自身を理解し、適切なサポートを求める勇気も非常に大切です。
セルフケアはもちろん、専門家(産業医やカウンセラーなど)の力を借りることも、
心の健康を取り戻すための力強い第一歩となります。
まとめ:高ストレス判定は「振り返りのチャンス」
ストレスチェックで「高ストレス」の判定が出たら、
これは「心身の疲れがたまっているサイン」だと捉えましょう。
「早めに気づけてよかった!」
「もっと良い自分であるために、今からケアを始めよう」
と前向きに受け止め、この機会を心と向き合うチャンスにしてくださいね。
ストレスチェック制度実施義務の対象事業所が、常時50人以上の従業員を労働者を雇用する事業場から、50人未満も含むすべての事業場に拡大されます。
施行はいつからか、対象者は誰なのか、何をすればいいのか、産業医がいない場合の実施者や医師面接をどうするか、集団分析の読み解き方とその活用などをこころ塾と学びませんか。
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