改正労働施策総合推進法により、ハラスメントに対する措置が義務付けられています。
その講ずべき内容の一つであるハラスメント防止に関する「周知・啓発」を果たすためにも
研修の実施が実質的に必須かつ推奨される手段だと言えます。
ハラスメント防止研修を行うことで従業員がハラスメントの定義を理解し
防止意識を高めることが、義務を果たし職場環境を改善する上で不可欠です。
基礎知識を押さえることはもちろん大事ですが、日々の業務に活かされる内容で行いたいですね。
管理職の方にいただくメンタルヘルス相談でも、よく話すのが、こちらです。
「指導とハラスメントの違いとは何か」
その内容を盛り込んだ「パワーハラスメント防止研修」のご紹介です。
研修内容
・ハラスメント基礎知識
・事例検討
・グレーゾーンを考える
・ハラスメントのない職場づくり
みなさんはこの事例をどう考えますか?
ハラスメントですか?そうではないですか?
研修の中で、グループワークとして考え、
周りの人と共有することで、捉え方は
人それぞれであることを感じ、
まただからこそ、きちんと知識として
知っておくことの大事さを知っていただきます。
・指導とハラスメントの違いを理解する
両者の違いは「4つの意識」があるかどうかが
問われます。
特に「相手の成長に貢献するのか、ただ感情に任せて
言いたいだけなのか」は大事なポイントです。
部下や後輩への指示や指導を『自信をもって行えるか』は、
部下のみならず職場の成長にも直結します。
また、指示や指導を受ける側も、正しい知識を持つことで
『自分の成長につながる改善点を指摘してもらっている』のか
『ただ相手の感情をぶつけられているハラスメントなのか』を見極められます。
「自分が嫌な気持ちになったからハラスメントだ」とは言ってはいけないのです。
職場全員が「成長する自分」と「より高い成果」を目指してお仕事されているはずです。
ハラスメントのない職場づくりはそこへつながる道の一つです。一丸となって目指しましょう!





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